SANEDOME jotdown

大体週休一日

いろいろ: 無断出席とか3ない運動とか

無断出席を続ける女性、もうじき逮捕されるかも

Woman faces jail for attending lectures

 Galway Mayo Institute of Technologyで看護学のコースを受講したもののもはや学生ではない女性がその後も授業に出席し続けているとして、受講停止を求める申し立てがHigh Courtに対してなされた。どういうことなんだろうと思って読んでみたが、ほぼそのままだった。

 もう少し詳しく書くと、オファリー州の2か所に住所登録のあるAnna Marie Flanaganさんは所謂mature studentとしてGMITのnurse degree course(おそらくBachelor of Science(日本でいうところの4年生大学卒業に相当する学位)を授与するgeneral nursingのコースのことではないかと思われる。Castlebarのキャンパスだし)を開始したが、1年時点で試験を失敗し、2年以降のコースを受ける資格を失ったらしい。2年目を無資格で受け始めた時には既に学生としての登録を抹消されたように書かれているが、試験に落ちると学生としての資格を存続できなくなるシステムだったのか、2年目を受けられなくなった時点で自主退学を決めたのか、あるいは他の事情(金とか、他の記述でほのめかされる関係者とのトラブルとか)のためは定かでない。

 2011年5月の時点で既に一度High Courtから出席差し止め命令が出ており、その時点では判事(今回とは別の人物)の命令に従う意思を見せていたとある。しかし、今月になってすでに4回キャンパスに現れ、3年生向けとnurse degree courseの講義に出席し始めたらしい。大学側はこれを裁判所命令に対する不服従であるとし、判事もこれを受け入れ、逮捕命令を出したようである。

 ジョブズは中退してもカリグラフィーの授業を受けられたのに…やはり患者と会うような実習があったりするので、看護学に知識の足りなさすぎる学生が混じるとまずいものがあるのかな…などと思う一方、(おそらく大学側の関係者からの申し立てか証言における描写をひいて)Flanaganさんの存在は他の学生にとってquite disruptiveだともあるが若干気になる。もはや学生ではないにも関わらず出席しつづけることがdisruptiveなのか、あるいはdisruptiveであるために学生生活を断念させられたのかこれだけでは知り難く、なんとも言えない後味を残す感じの記事になっている。Irish Timesに載ってる刑事じゃない法廷の記事は大体単体で見るとこんな感じという気がしないでもないが。

ニュージーランドの戦艦に対する立ち入り禁止令が解かれる

US lifts ban on visiting NZ warships

 米国では、80年代にニュージーランドが非核ポリシーを根拠に米軍艦の入港を拒絶して以来自国のDepartment of DefenseやCoast Guardの施設でもニュージーランド軍の戦艦の立ち入りを禁止してきたが、このたび訪新中のパネッタ長官が26年ぶりの見直しをアナウンスした。

太平洋安全保障条約 - Wikipedia

南太平洋非核地帯条約 - Wikipedia

New Zealand's nuclear-free zone - Wikipedia, the free encyclopedia

(とちゅう)