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メッカ巡礼に出かけたナイジェリア人女性らが空港で足止めされる

More than 1,000 Nigerian women stranded for fifth straight day at Saudi airport because they were not accompanied by men | The Raw Story

 匿名の関係者によると、メッカ巡礼にやってきたナイジェリア人の女性らが、マフラム(イスラム法で定められた男性の同伴者)がいないという理由でサウジアラビアへの入国を拒まれて空港で立ち往生しているという。現地木曜時点で既に5日目に突入している。公的機関によれば水曜には171人がナイジェリアに戻ったが、現地にはまだ1000人ほどが残っているとみられる。

 ナイジェリア国立大巡礼委員会(National Hajj Commission of Nigeria)によれば、女性らは日曜から順次Jeddah空港に到着していたという。ナイジェリアの下院外交委員会にも既に前段と似たような内容のレポートが提出され、また公式声明によれば、水曜にGoodluck Ebele Jonathan大統領がサウジアラビアとの交渉のため5人組の専門チームを結成したという。

 ナイジェリア当局はハッジ(巡礼月に行われるメッカへの巡礼)後必ず女性らが立ち去ることを保証しようとしたものの、サウジアラビア側が意固地になったという形とみられているが、そもそもpilgrims’ welfare boardsがマフラムとして振る舞うことを認められた(実際過去にもそうしてきた)ためにビザが下りたはずである。その上、レポートはMedina空港で降りた女性巡礼には何の問題も起きず、またナイジェリア以外の巡礼は足止めされていないと述べており、単なる行き違い以上のトラブルが発生している気配が感じられる。

 アルジャジーラにも記事があった。28日10時更新とある。

Nigeria stops Hajj flights over deportations - Africa - Al Jazeera English

 こちらでは足止めされた女性巡礼の人数は509人とある(水曜に帰国した171人を含むのかどうかは不明)。女性らの証言も載っている。

"Some of us were kept in two halls for five days in humiliating conditions with little food, water and other basic needs and inadequate toilet facilities," said one of the women, Zainb Mohammed.

"Many of us have cold and fever. We did not have blankets and it was cold, especially at night."

(とちゅう)