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 もうじきオーストラリアの学校では、アジア地域の言語の学習が必須になるかもしれない。

Australia Makes Asian Language Learning a Priority | AGI (Asian Global Impact) : Pan-Asian Business & Lifestyle Magazine

 public consultationのために公開された草案のカリキュラムでは、インドネシア語・韓国語・フランス語(バヌアツやニューカレドニアなど、一般的なアジアのイメージとは若干ずれるが近隣地域で使われている)の名前が挙がっていた。アジア地域とのつながりを強め、また利用して経済不安に対処するための25の主要方策は、1/3の公務員と企業の指導者にアジア文化への「深い理解」を持つよう求める、数千人のアジア人学生に奨学金を与えるといったプランを含む他、4つの優先すべき言語として中国語、ヒンディー語、日本語、インドネシア語の名を挙げているとされる。また、Peter Garrett教育相によれば、既に中国語(普通話)とイタリア語のカリキュラムについて専門家の助言を受けたという。

 プランは他に、各学校がアジアに姉妹校を持つ、アジアのテレビ番組や映画をもっと放映するよう地元企業に推奨するなどがあるという。25のプランの詳細についてオンラインで見られるところがないかどうか今探してるけど、これは別に韓流ドラマを輸入するとかクールジャパンといった話ではなく(それも全くない訳ではないだろうが)、ビジネス展開へのまなざしや留学生への言及を踏まえるに、言語学習に役立つような種類のものを主とするか、在濠アジア人の生活を助けるものを増やすといった気配を感じる。

(とちゅう)