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ノースカロライナの学校、いじめ被害者に好きなアニメ作品をデザインに採用したかばんを使わないよう指導

School Bans Bullied Boy From Wearing 'My Little Pony' Backpack

(via twitter)

　バンコム郡の学校に通う9歳のGrayson Bruce君は、マイリトルポニーのかばんを使っていることを理由に他の生徒から殴る、突き飛ばす、侮辱するなどのいじめを受けていた。母親がそのことについて伝えた際、学校側はかばんの通学への使用を許可しない旨を伝えてきたという。

　マイリトルポニーは俗にbronyと呼ばれる、男性の「大きなおともだち」からなる厚いファン層があることである種有名になっている。今回も、両親がfacebookに息子を支持するページを作り、かばんの使用の許可を求める署名をchange.orgで募ったところ、そうした年長のファンたちによる多数の賛同が得られたようだ。facebookは今(4月4日早朝)現在75000を超すいいねを集めており、署名は記事によれば4500、今見たところ11000以上集まって3月付の勝利メッセージと共にconfirmed victory状態になっている。

　支持者の中には意外な人物もいる。どこの国にもいる、保守層受けのいい発言で人気のラジオパーソナリティ(日本だとテレビが主戦場みたいだが)の一人であり、最近は東日本大震災を「神からの『何かがうまくいっていない、止めるべき』というメッセージ」と形容して批判されたGlenn Beckさんだ。記事に埋め込まれた動画中では連帯の印としてデスクにアップルジャックのぬいぐるみを置き「別に学校に対し『マイリトルポニーのバックパックを使う権利を認めろ!!』と主張したい訳ではないが、この少年には他人と違った存在でいる気骨があり素晴らしい」といった感じのことをコメントしている。

(とちゅう)