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17カ国比較で最も資産が減っている

Irish households suffer most severe wealth cuts in Europe

 中央銀行から5日、2010年末まで3年間のヨーロッパ14カ国における家計の変動を比較した調査結果が公表された。

 記事中で言及された項目についてざっと列挙するとこんな感じ。(あとで整形する)

家計における可処分所得の占める比率の下落 23% 2位:デンマーク(17)、3位スペイン13 最下位オーストリア(7%上昇)

3番目→7番目

総計(net wealth of households:property assets+financial assets(such as pensions, shares and insurance policies)-負債)/可処分所得=6.5(平均よりやや低い)

プロパティアセット下落28% 2位はデンマーク18% 半分はプロパティ価値の上昇を示している(最大はオーストリアの8%)

ファイナンシャルアセットは上昇している(5%)

負債消化は最速であるにもかかわらず、総計は減少している

負債消化が早いのは返済と新たな貸出の鈍化による

将来の不安より、借金返済のために節約している(→消費鈍化によるさらなる景気停滞延長の恐れ)

負債量は3位

終了時点で年間可処分所得の3倍以上(最小のベルギーは8割)

可処分所得の下落は最悪

 オーストリア景気いいな!?

 あれからずっと不動産価格は下落し続けている上に、可処分所得の比率で計るやり方は過小評価の傾向があるので実際はもっとダメージが激しいと思われるそうな。もっと新しいデータに基づく、国際比較のないバージョンによれば、家計の総計は2007年から35%下落したことを示している(2007年2期の7250億ユーロ→11年9月時点での4700億ユーロ)。

(寒いので後で)