■

GGGR発表: アイルランドは昨年に続き5位

　昨日本当はこういう系統の記事を見つけたかったのだった。

Ireland 'better place' for women than UK

　内容と関係あるようなないような感じだけど、写真が何気に凄い。Emmeline Pankhurstの孫とひ孫が当時の婦人参政権運動家のコスプレをしている。

　World Economic ForumによるGlobal Gender Gap Reportの最新版が公開された。表題の、アイルランド(前年に続き5位)が英国(9位→18位)より上位だった件については後半でちょろっと触れられている。Women and Men in Ireland 2011のおかげではないかという解説。

　もちろんそれだけでなく、サードレベルの教育(日本で言うところの大学相当)に入る資格を得る割合も、早期に教育を終えない割合も女性の方が高い。賃金も男性の73%、時給での比較においては94%という日本人からすれば夢のような数字。ただ、medicalないしdental consultantsやOireachtasに占める割合はまだ低い。

　以前解説を読んだおぼろげな記憶を引っ張り出してみるに、gender equality rather than female empowermentというのは母子手当のような「足し」の制度より、社会参加(議員の男女比に現れる)や労働の機会なり成果なり(専門家の男女比・給与差に現れる)を「引かれ」てないかという点を見ようとしていると言いたいのだろう。

(totyuu)