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シエラレオネから帰国後に死亡したアイルランド人男性、エボラ感染が疑われるが陰性

Tests for Ebola on Donegal man are negative - RTÉ News

 日本語でもちょろっと記事になっている。

時事ドットコム:西アフリカから帰国後死亡=エボラ熱感染を検査へ−アイルランド

 22日(現地)の記事。シエラレオネで働いていてアイルランドに帰国したばかりのDessie Quinnさん(43歳)が21日朝、ドニゴールの住宅で死亡しているところを発見された。出身地であるドニゴールで友人や家族を訪ねている最中だったという。パートナーと子どもはダブリンに住んでいる。マラリアの感染が疑われる健康問題で治療を受けている最中だった。

 Quinnさんが勤めていたKN Network Servicesは遺族にお悔やみのメッセージを送る一方、先週土曜(つまり、13日か20日)の時点でシエラレオネ勤務のスタッフは全て国外に退去させ、出発の際に検査を受けさせたと述べている。News at Oneでコメントしたマーター病院の医師は、エボラ出血熱感染が疑われる患者が医療機関を訪れた際にすばやく対処する手順は確立されており、それゆえ第1のステップとして患者が最近訪れた地域がチェックされ、それに応じて緊急プランが発動されたと述べた。

 最後の方あまりエボラ関係なくなっているが、Quinnさんに臨終の秘跡を施すために呼ばれた神父がToday with Sean O'Rourkeに出演し、遺族らは昨晩の報道に接するまで故人がエボラ感染を疑われている事実を知らずにいたと発言したという記述がある。実際、Health Service Executiveによる公式声明は報道に後れを取っていたようだ。それに対してHSEのスポークスパーソンは、事態の最初期から遺族とコンタクトを取っていた旨を述べている。また、HSEは患者と家族の個人情報(滞在していた発生国を含む)を最大限伏せたステートメントを作成していたが、メディアは昨夜の段階で全て暴露してしまったことについても指摘している。

(とちゅう)