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インテリジェントな土木繊維の可能性

BLDGBLOG: Drone Landscapes, Intelligent Geotextiles, Geographic Countermeasures

 イスラエルの企業が開発した受動的な磁気センサーによる越境監視システムと、オランダから売り出されるひずみ・温度計入りの「統合的なアプリケーション開発を可能にする」システムが紹介されている。

 ブログの筆者はサーボやスタンガンを仕込んで、全自動で動く庭や不法侵入者を攻撃する地面の可能性について考えている。多くの人が最初のシステムについての紹介を読んで真っ先に想像するのは無人攻撃機対策だと思うが、そちらもちゃんと言及されている。

 でもまあ、土を持ちあげるほど密度のある繊維を仕込んだら、虫やミミズが自由に移動できず、根の成長に縦のスペースを必要とする草も生えない死の土地になりそうだ。これらセンサー入り土木繊維は埋め戻してしまえば外見では全く分からないのが売りとされているが、隙間のない構造になってしまうと、定期的に芝か何かを植えてやらなければそこだけ地面の様子が違ってすぐにばれてしまう気がする。