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「報道が野党と反与党を競っている」by Varadkar

Varadkar condemns cynicism of media

“We’re in a bad place when the media becomes cynical about the Government to the extent that it actually competes with the Opposition to be more anti-Government, when they should be reporting on what’s going on. That’s not a good thing for democracy.”

 気持ちは分かるけど、仮に今メディアによる翼賛体制を築いたところで、この数年の間強力に培われてきた政府不信は簡単に消えないと思った。特に、media was distrusted just as much as governmentって時には。

  ちなみに話題になってる2012 Edelman Trust Barometerによると、アイルランド政府の信頼度は35%。調査の対象になった25カ国の中で、これを下回ってるのはドイツ、スペイン、日本とロシアだけ。

 選挙運動員とホイホイ無茶な約束をしたために後で首を絞める問題は確かにあって、例えば、昨年夏ごろのアメリカの予算承認問題なんかもその範疇に入る。共和党が議席を回復するために若手の候補者を大量にリクルートした結果、彼らの背後にいるティーパーティーからの圧力により、今まで通りならばスルーするはずだった社会保障関連予算案に投票できなくなってしまったとか。まあでも、「運動員が約束したのが悪い」なんてのは政治家の言い草としてかなりみっともない部類に入る感はぬぐえないし、政党政治に伴う構造的問題を運動員のせいみたいに言うのはいかがなものかと思う。